今年冬季の検診を受けて頂いている子の中に、異常の早期発見につながる子が続けていました。
シーズー犬のGちゃんはまだ5歳なのですが、検診で脾臓に結節が見つかりました。脾臓の結節は良性の場合も悪性の場合もありますが、検診をしないでいると大きくなって破裂してから見つかることが最も多く、そのまま死に至る場合もあります。
Gちゃんのしこりは比較的大きかったこともあり、手術をして摘出をしました。幸い検査結果は悪性ではなく、傷も綺麗に回復しました。
まだ若いGちゃんはこれからまだまだ長生きしなければいけませんから、今回の検診はちょうどいいタイミングでした。
検診は「健康なことを確認するため」のものですが、時々こうして病気の早期発見・早期治療に役立ちます。