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ヘルニア
2015-02-18
ヘルニアといえば腰痛を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、今日は「会陰ヘルニア」というヘルニアのお話。
 
会陰ヘルニアは肛門の横の筋肉が弱くなり、腸が脱出してきてしまう病気。症状は「便が出づらい」「便が細い」といったものから、「いきむけど排便できず倒れてしまう」といった激しい物まで。
 
肛門に近い腸をまっすぐに支えて便の出を良くするための筋肉が弱くなってしまうからですが、この原因は加齢や不必要ないきみ。未去勢で前立腺肥大症を起こした犬や肥満犬、やたらと吠える犬で発症が多いとも言われています。
 
いくつかの治療法がありますが、基本的には出てきている腸を押し戻して周辺の筋肉を縫い合わせて穴をふさぐのですが、そもそも筋肉が弱くなってなる病気なので程度やなってからの期間によっては修復がかなり大変になりますし、再発することも多い病気です。
 
去勢していない雄犬に多いと言われていますので、きちんと去勢手術をしておくことが大切です。また太り過ぎないようにするとか、無駄吠えしないようなしつけをするとか、そういったことも再発も含めた予防には大切です。

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